少しずつ冬に近づいていることが感じられる今日この頃です。
先週、長崎に行って来ました
第一の目的は、軍艦島上陸です。
軍艦島って?
正式名は「端島」、最盛期には5200人余りが住んでいた、炭鉱の島です。
現在は無人島で、長崎市の許可無しには上陸できません。
なぜ通称軍艦島かと言うと――
軍艦のように見えるから、です。
さてこの軍艦島には、日本で一番古い鉄筋コンクリート住宅があります。
中央の建物、1916年竣工です。
1916年、なんと大川工務店と同じ歳
何たる偶然
この住宅ですが、建築工学の観点からも大変貴重な存在とのこと。
コンクリートの経年劣化、鉄筋の腐食によるコンクリートの爆裂、などの「生き字引」だからです。
最近では「007」の舞台になったり、「進撃の巨人」の撮影が行われたり、YouTubeのCMにちょい出してたり、と
メディアに登場することも多いですが、
実は世界遺産候補でもあるのです。
ひょっとして、世界遺産に登録される頃には、何棟かの建物は崩れ去っているかもしれません。